スキ間の問題とは、家で言えば雨漏りの問題と例えることができます。専門用語では微小漏洩(マイクロリーケージ)といいます。
通常の作り方では、つめ物や冠と歯の間に約1/10〜5/10ミリのスキ間が出来ると言われています。

しかも、セメントというパテのようなものでスキ間をうめる方法が用いられています。このようなくっつけ方を合着あるいは密封と言いますが平均して3〜4年でセメントは解けたりくだけたり、はずれたりして、スキ間が露出すると雨漏り(細菌の潜入)が始まります。この時点ではもう再発スタートしていますが、つめ物や冠がはずれているわけでもなく、何か物がはさまるわけでもないので再発していることに気付くケースはまれです。むしろもう少し進行した段階で神経や、根の周りの組織が刺激されて、自覚症状が出てきてはじめて再発に気付くというケースがほとんどです。

スキ間には歯ブラシの毛先は入っていきません。そうなると後は周りの歯質の抵抗力だけがたよりに。
歯髄(神経)がまだ残っていれば、そのうち強い痛みが出て再発をはじめて知ることになります。
神経が無い場合はほとんど自覚症状がなく経過し、次のステージ(歯根のう胞)へと進行します。